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​教科:国語 実践学年:第5学年

​秋の夕暮れ

​1 目標

古文に込められた意味を自分なりに理解し,その様子を表現することができる。

​2 使用教材及び授業環境

​Scratch

4人1台のパソコン​

​3 授業の概要(授業の主な流れ)

つかむ(導入)

  • 「枕草子」の秋の風景について振り返る。

  • 試作品の動画(Scratch)を視聴し、めあてを設定する。

考える(展開)

  • 4人程度で、試作品の動画のどのようなところを直したらよいか話し合う。

  • よりよい表現となるよう、プログラミングコンテンツ (Scratch)を用いて、学び合いながら作品を作る。

まとめる(終末)

  • できた動画を発表し合い、よかったところ・工夫したところ・さらに良くしたらよいところについて話し合う。

  • 本時の振り返りをする。

  • 次時の予告をする。

​4 使用コンテンツ動画説明

​5 授業のポイント

​教材のポイント

​情景を視覚的にイメージ

濱田写真5.jpg

 国語の学習の中では、物語や詩、俳句 や短歌などの情景を絵で表現する活動を行うことがある。その際に、絵で表現することを苦手としている児童にとっては、 非常に難しい活動になってしまうことがしばしばある。しかし、Scratchを活用することでその苦手意識を取り除くことができると共に、イメージをもちやすくなり、意欲をもって学習に取り組めるようになっていた。

​授業のポイント

​ふさわしい表現をプログラムする

濱田写真3.jpg

 全てのプログラミングを児童が行うのではなく、教師が用意したプログラムを修正しながらふさわしい表現・よりよい表現となるように授業を進めた。その際 に、自分の考え(ワークシートに記入)⇒考えを持ち寄ってグループでの話合い(直した方がよい表現や付け足すとよりよくなる表現について)⇒コーディング役が 入力という形でプログラミングを行った。そうすることで、よりよい表現に近づけることができるだけでなく、全員がプログラミングを体験することができた。

​6 授業者のコメント

 国語の授業ということで、「迷ったら言葉の意味に戻る」ということを意識させながら授業を進めた。通常であれば、枕草子の表現にある情景を絵に表すところだが、Scratchを用い、視覚的にイメージできることで、苦手な児童でも意欲的に取り組むことができた。様々な表現方法の一つの手段として、プログラミングツールが活用できるのではないかと思う。

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