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実践者:藤野 智也
教科:保健・総合・学級活動 実践学年:第6学年
エイズ教育
1 目標
エイズに感染しない場合のシミュレーションを作成することで,エイズに関する正しい知識を理解することができる。
2 使用教材及び授業環境
Scratch
1人1台のタブレット端末
大型テレビ
3 単元の概要(単元の主な流れ)
保健教育
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保健教育の中で,エイズに関する学習を理解し,日常生活でエイズが感染しない場合について整理する。
プログラミング学習(総合的な学習の時間)
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スクラッチの基本操作マニュアルを活用して,スクラッチの基本的な使い方を習得する。
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日常生活でエイズが感染しない場合のストーリーをペアで考え,シートに記入する。
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作成したストーリーシートを基に,スクラッチを使ってペアでシミュレーションを作成する。
学級活動
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作成したシミュレーションを,学級活動「エイズとともに生きる」の導入場面で視聴して,日常生活でエイズが感染しない場合について理解を深める。
4 授業のポイント
教材のポイント
自主的な活動が生きる基本操作マニュアル
スクラッチを使って,シミュレーションを作成する際,基本的な操作習得が必要となる。そこで,児童の自主的な活動につなげるために,スクラッチの基本操作マニュアルを作成して取り組んだ。マニュアルを活用することで,シミュレーション作成をスムーズに短時間で進めることができた。
授業のポイント
スクラッチを使ったシミュレーション作成
シミュレーション作成では,まず最初にストーリーをシート上で考えさせてから,実際のスクラッチ画面での操作を行うようにした。また,他のペア(6年生)や5年生に向けてという目的意識を持たせて取り組むようにした。そうすることで,より具体的なシミュレーションを作成することができた。
5 授業者のコメント
スクラッチによるシミュレーション作成では,スクラッチの基本操作の習得が必要となる。そのため,今回は,スクラッチの基本操作マニュアルを5パターン(①文字のスプライトをいれる,②コスチューム・背景を変える,③イベントブロックの使い分け,④複数のスプライトにプログラミングする,⑤リストの使い方)作成して取り組んだ。このマニュアルは,他教科のプログラミング学習の際も活用して取り組みを行い,幅広く活用を図ることができた。今後は,6年児童にマニュアルを作成させたり,6年児童がシミュレーションのやり方を下学年に教えたりできるような取組につなげていきたい。
実践者:横山 誠二
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